私は現在50代の前半ですが、個人的には西洋医学をあまり信じていません。
これは個人的な体験に根ざしています。
以前も書きましたが、私は子供の頃ひどい小児喘息でした。あまり頻繁に発作を起こすので親が心配して遠方の大学病院に連れて行ってくれました。
その病院は私が育った田舎町からは泊まりがけで出かける必要がありました。
確か小学校5年生だったと思います。それで偉い先生に見て頂いたのですが、それ以降数年間大量の薬を飲むことになりました。
黄色い粉薬を最初は毎日一日3回飲んだように思います。
そうして徐々に薬の量を減らしていくのですが、減らすといっても一日一回は必ず飲まなければなりません。
薬の効果の程ですが、確かに少しは効いていたように思います。
以前より発作が起こりにくくなった自覚はありました。しかし全く起こらなくなったわけではなく、発作が起これば同じように苦しみました。
そうして薬を飲み続けて中学2年生になってすぐの事でした。
友達とバトミントンをしていて、ちょっと無理に突っ込んで転んだ拍子に右肩の鎖骨を骨折してしまいました。
すぐに病院に行きましたが、そこで言われたことは、その薬を飲むと骨が弱くなるという事でした。
それであわてて薬を飲むのをやめましたが、時すでに遅しでこの副作用は現在でも体に影響を残しているようです。
それから現在まで、医者に診せてはっきり分かっているだけで7箇所も骨折しています。
多分折れているなと思いながら、医者に診せずにそのままにした事も含めれば10箇所ほどは折れていると思います。
私はスポーツを特にやりませんし、ごく普通に生活をしているだけでこれだけ骨折しています。
普通では考えられないので、おそらく子供の頃に飲んだ薬(恐らくステロイド剤)の副作用だろうと思います。
西洋医学を全面的に否定するわけではありませんが、薬には気をつけたほうが良いという気持ちは分かっていただけると思います。
もうひとつあります。
私の父の話ですが、介護の為に父と暮らすようになって一つ気づいた事がありました。
それは、父にパーキンソン病の様な症状が見られた事です。
歩き方が摺り足のような歩き方になり、言葉が出にくくなっていました。
当時の父は主治医から処方された薬を大量に飲んでいましたが、特に持病があったわけではありませんでした。
それで一度別の意見も聞いてみようと思い、嫌がる父を何とか別の医者に連れて行きました。
そこで言われた事は、処方されている薬の中に、パーキンソン病の様な症状が出る副作用を持つ薬が含まれているという事でした。
それでその薬を中止しましたら、1月ほどでその症状が治ってしまいました。
父を苦しめていたのは医師から処方されていた薬だったんです。
他にもまだまだありますが、くどくなるので書きません。
もちろん誰でも沢山の恩恵を西洋医学から受けてここまで生きてきたわけですが、
それを盲目的に信じて人生を医者の手に委ねるのは危険だと思います。
さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。
◎寄せなべ