「迷惑」は迷い惑う事と知る。

これは誰にでも当てはまることではないかもしれませんが、人間歳を取ると若い頃に比べて「迷惑」と感じることが減っていくような気がしています。
「迷惑」と書いてしまうと分かりづらいかもしれません。つまり自分の思い通りにならない状況に対してストレスを感じなくなるという事です。
例えば、混み合ったショッピングセンターのフードコートを想像してみて下さい。何とか自分の席を確保しようとあたりを見回すと、一人で4人分の席を占領している人がいたとします。昔の自分なら、何と迷惑な人だと憤慨していたと思うのですが、今はそういった感情はまず起こってきません。ただその状況を受け入れるだけです。そうして「今日はこの場所と縁が無かったんだな」と思うだけです。その事を考えていたときに、ああこれは仏教で言うところの「縁起」と「空」の考え方に行き着くなと思い至りました。
タイトルにあげた「迷惑」という言葉は、仏教由来の言葉で文字通り迷い惑う事です。これは自信が無くてふらふらする事だけでは無く、確固とした信念を持ち我が道を行く場合でも仏教では迷いとします。つまり自我に執着している状態だからです。先ほどの例で言うと、どうしてもこのフードコートで食事がしたいという事にこだわると、それが「迷惑」の元となりストレスとなります。しかし「今日はこの場所とご縁がなかった」と悟ればどこにも問題は発生しません。
つまりこれが「縁起」と「空」なのだと、妙に腑に落ちました。つまり一切皆空であり色即是空です。
お盆の季節でもあり、ちょっと仏教ネタを書いてみました。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎カラスカレイの煮付け
◎ニラ焼きそば
◎温玉のオクラのせ
◎ワカメスープ
 


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