重い話し「部活と体罰」

久々にバスケットボール関連の話しです。
バスケ関係者や学校の関係者以外の方は多分、ほとんどの方が忘れてると思うのですが、
以前大阪の某市立高校のバスケットボール部で生徒さんが自ら命を絶つという不幸な事がありました。
当時、マスコミでは部活の顧問の先生の体罰が原因であるとして大変なバッシング報道がなされました。
実は当時私の息子のチームの最大のライバルがその高校でして、その先生の事はそれなりに知っていました。
事件が起こったのは息子達の代から数年後の事で、まだ息子も現役でバスケをしていましたので結構生々しく感じたのを覚えています。
この事件をきっかけに部活の体罰が全国的に問題視されるようになりました。

当時私がこの事件に対して率直に感じたことは、先生も生徒さんも真面目すぎたんやろなという事でした。
この顧問の先生は当時大阪のバスケットボール界では有名な先生で、非情に真面目で熱心な先生でした。
ただ、あまりにも真面目すぎる面がある事も噂で聞いていまして、私などはもう少しアバウトでもいいのでは無いかと感じていました。
私の息子が中学時代進路について考えていたときに、バスケの事も大事に考えていましたので強豪校と言われるチームの試合は結構見に行っていました。
その頃はまだ、この問題になった先生のチームは全国レベルのチームではなく、大阪府内での強豪校という域を出ていない時期でした。
ただ、公立高校で毎年それなりの結果を残すわけですから指導力のある先生なんだろうなと思っていました。
その後、私の息子が高校三年生の時にこの学校と競い合い結果的に息子のチームは負け、この先生のチームはインターハイに出て全国ベスト8の成績を収めました。
私の息子のチームはその悔しさをバネに、ウィンターカップ(開催は冬ですがバスケ界の夏の甲子園みたいな大会です)ではこの学校に競り勝ち、全国大会出場の夢を叶えたという思い出があります。
実は、その試合のあとでバスケットボールの指導者向けの雑誌にこの体罰で問題になった先生のインタビュー記事が載りまして、その記事で私の息子のチームとの一戦で負けたことが悔しくて、色々思い詰めたこともあり体重が10キロ近く落ちたという様なことを書かれていました。
それを読んだときに、ちょっと危うさを感じたことも覚えていますし、結果的にそうした真面目な性格が生徒さんを追い詰める事になったのかなと今では本当に残念に思います。
そうして事件が起こってから何年か後に、その先生に対して大阪市内の中学校からアドバイザー的な立場でバスケ部を見てほしいと要請されたという記事が新聞にのりました。しかし事件の事を知る一般の保護者からの反対にあいその話は頓挫したと聞きました。
つくづく日本では、一度失敗すると二度と復活できない社会的なプレッシャーがあるのだなと思います。
重大な過ちを犯した過去があるからこそ出来る貢献もあるだろうと思うのですが、社会にはそこまでの懐の深さは期待できないのかもしれません。
亡くなった生徒さんのご親族の気持ちを考えればという事なのでしょうが、色々思うところはあります。

〈バスケ関連の記事はこちら〉

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎塩鮭
◎タラと大根と水菜の吸い物
◎キャベツと豚肉の炒め物
◎ヒジキと大豆の煮物

 


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