私が料理好きになり勢い余って調理師としても働くようになったのは母の影響が大きかったのですが、その母がよく作ってくれた料理に「リンゴ入りマカロニサラダ」がありました。ごくありふれたマカロニサラダなんですが、ちょっとだけ独特だったのがリンゴが必ず入っていた事でした。
日本料理ではフルーツを料理に使う事をあまりしませんが、西洋料理ではかなり普通に使います。特にリンゴはソースにしたり何かの具材にしたりとよく使います。母がその事を知って使うようになったのかは今となっては謎なんですが、子供心に大好きな料理でした。
レシピでご紹介するほど難しい事は何もない料理で、普通に玉ネギ、キュウリ、ハムなどの具材とマカロニをマヨネーズで味付けしたシンプルなものでした。
そこに必ず刻んだリンゴが入っていたのですが、このリンゴの甘みと酸味がマヨネーズベースの味付けにとても良く合っていました。
大人になって家庭を持ってから、自分でも時々同じ物を作っていたのですが、妻は料理に果物を入れる事自体が嫌なようで(例えば酢豚にパイナップルなど)あまり喜ばないので、だんだんと作らなくなってしまいました。
リンゴが安くなるこれからの時期、久しぶりに作ってみようかと思いちょっと書かせていただきました。
さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。
◎ミートソーススパゲティ
◎グリーンサラダ