そもそもの理由を忘れる世の中を生きる

私は自宅にテレビがありませんし新聞も取っていません。ですので一般的にどんなニュースが大きく報道されているかについて鈍感なのですが、先日Twitterで確か4歳くらいのお子さんがワクチンを打ってすぐに亡くなった話しをみました。Twitterのこういった記事は嘘の場合も多いので鵜呑みにはしないのですが、その記事はどこかの市会議員の方が議会で質問されている映像と一緒にツイートされていたので本当の話だったのでしょう。
それからヤフーニュースで最近よく見かける記事に、外国人労働者の滞在期間を緩和するニュースが出ています。
これらのニュースに共通する点は、そもそも最初の目的と現在言われている目的がすり替わってしまっている事です。
例えばワクチンですが、広くワクチンが接種されれば集団免疫が形成されパンデミックは収束すると。なので皆さんワクチンを打ちましょうというのがそもそものお話しでした。ところが今ではワクチンで集団免疫が形成される話しは無理なことが判明したうえに、ワクチンは感染の予防にはさほど寄与しない事が分かってきました。それで今度は重症化を防ぐために打ちましょうとなりましたが、にも関わらず重症化しない子供達にまでワクチンを打ちましょうというキャンペーンが行われています。この事は、小さなお子さんを持つ親御さんはもう一度しっかり考える必要があります。
コロナに感染して死亡するリスクよりもワクチンを打って何らかの後遺症を発症したり死亡するリスクの方が高いなら打つ意味はないわけです。
それから外国人労働者の話ですが、これも当初は日本の優れた技術を外国人の方に学んでいただき、その技術を母国に持って帰ってもらうために導入された制度だったと記憶しています。もうかなり古い話なので記憶は曖昧ですが、昔こんな内容の記事を読んだ事があります。
確か建築現場の親方のインタビュー記事で、日本では若者が建築現場でなかなか働いてくれない。なので外国の方が来てくれるのはとてもありがたい。
しかしせっかく技術を覚えても滞在期間に制約があるのですぐに帰ってしまう。日本の技術を伝えるのは立派なことだが、現場の人手不足を何とかしてくれといった記事でした。
当時は、へえそうなんだといった感想しか無かったのですが、結局そういった現場の状況を鑑みて今回の話しになったのでしょうか。
もちろん人手不足については同情しますが、そもそもの話しで考えれば、外国の方に技術を伝える話しと現場の人手不足とは別の話です。
これを外国の方の滞在資格にすり替えて論じるべきではありません。
この二つの事実をみるだけでも私達日本人は、本当に忘れっぽい民族なのだと思います。
かつての様に「権威」や「権力」がそれなりに信頼されていた時代ならそれでもいいでしょう。
しかしすでに我々はそれらの団体や個人が実は私利私欲の塊でしかない現実を知っています。
にも関わらずやはりそうした人達が情報の発信源であったり権力を行使する側であるわけです。
我々無力な民衆は、せめて「そもそもどうだったか」くらいは覚えておいてもいい時代が来たのではないでしょうか。
まったく面倒くさい世の中ですが、これもこの時代なりの生きていく知恵ならば身につけるしかないと考える今日この頃です。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎スペアリブとレンズ豆の煮込み
◎グリーンサラダ
 
 
 


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