オレンジ色のタケノコの話し

私は現在本業であるDTPデザイン&オペレーターの仕事の傍ら短時間のアルバイトで老人施設の調理師としても働いているのですが、そういった施設では冷凍の食材を毎日何かしら使います。逆にそういった施設では、生の野菜や肉などを仕入れて使う事の方が珍しいくらいに冷凍食品を使います。
これは原価の問題もありますし、何度か書いていますが食中毒に対する安全性の問題もあります。
で、今日のタイトルに書きましたタケノコの話しですが、これも冷凍のものを使う事があります。ホールのものは水煮のパックを使ったりしますが、あらかじめカットされたものは全て冷凍です。ご家庭ですと冷凍のこういった食材は凍ったまま加熱調理するのが普通ですが、老人施設の場合は、タケノコの様な堅い食材は下ゆでしてそこそこ柔らかくしてから実際の調理に使うんです。その時にただのお湯でいくら茹でてもあまり柔らかくならないので、少しだけ重曹を入れるんですね。するとごく短時間でかなり柔らかく下ゆでできます。
ところで私の勤務先の冷凍カット筍は中国産の中国製です。昔中国から輸入された冷凍餃子で食中毒事件があって以来、中国から輸入された冷凍食品のイメージはどうも良くないのですが、この中国産のカット筍をですね、鍋に入れて水を張り火を付けて最後に重曹を入れます。するとどうでしょう、あら不思議。ゆで汁の色があっというまに鮮やかなオレンジ色に変わります。それはもう見事に鮮やかなオレンジ色です。
理由は分かりませんが、何かの化学反応としか思えない鮮やかなオレンジ色で、そのまま放置するとアルミの鍋がオレンジに染まるほどです。
これが同じ中国産でも冷凍ではない水煮のパックのものだとオレンジにはなりません。
どうしてこうなるのか…、何かしら日本では考えられないような物を加工の際に投入しているのでしょうか…。

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さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎鰆塩焼き
◎菜の花辛子和え
◎ワカメスープ

 


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