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Hご夫妻がミニバスのチームを作って下さった時に男子の6年生は一人しかいませんでした。私の長男が5年生で次男が4年生。5年も4年もそこそこ人数いましたが6年生は一人だけです。チームが弱かったのはそこら辺にも原因があったのですがこればかりはどうしようもありません。
それでもそのたった一人の6年生は本当にバスケが好きな子で黙々と練習に励む良き先輩でした。
月日は流れ、たった一人の6年生も中学に進学することになりました。いよいよ我がチームから初の卒業生です。進んだ先の中学にはバスケ部がありまして、熱心な顧問の先生が赴任されて数年たち、ようやくチームに力が付いてきた時期でした。我がチームのOB君も早速入部しました。そんな事もあり中学校の顧問の先生と我がミニバスチームのコーチや保護者との間に面識が出来ました。ありがたいことに顧問の先生は、機会があればいつでも中学の練習を見においでと言って下さいました。それで子供達は実際に練習を見学に行ったのですが、相当インパクトが強かったようです。もうレベルの違いを間近で見て皆それぞれかなりの衝撃を受けて帰ってきました。
さぁ、それからです。子供達の目の色が変わったのは。中学に入ればあんなに上手な先輩達と一緒にプレーできるという道筋が見えたといいますか…、とにかく一層練習に励むようになり、とうとう平日の夕方にも保護者が交代で付き添う形でほぼ毎日夕練をする事になりました。そうして1ヶ月もたった頃でしょうか。もう全く別のチームと言ってもいいほどにチームは成長しました。子供ってすごいなとほんとに思った瞬間でした。
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