菊一堂の話し_その1



自己紹介の欄に、バブル期に勤めていたお店の話しを書きました。そのお店、今は倒産してしまって何処にも無いんですが菊一堂という名前の会社でした。
当時大阪を中心に10店舗ほどはありましたでしょうか。はっきりした数は覚えていません。
デパ地下なんかにもお店があって当時はオシャレで高級なイメージの洋菓子屋兼レストランでした。
主に郊外のロードサイドに出店していてレストランではコース料理を、売店では高級洋菓子と手作りパンを販売していました。
その頃会社全体の売上が年間で28億円ほどだったと記憶してます。私が勤めていた頃はまさにバブル真っ盛りの頃。
上品で高級イメージの菊一堂にも、時々怪しい地上げ屋や暴力団風のおじさん、闇金のおばちゃんなんかが来店していました。
店内が広くて個室風の席もあったので内緒の話がしやすかったからでしょうか。そっち系の方は一度来店すると、ほぼ皆さんお得意様になって下さいました。
そんな方々にまつわる思い出話が実は結構ありまして、その話を書こうと思うのですが、ちょっと長くなりますので今日の所はこの辺で。続きはこちら。

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4 thoughts on “菊一堂の話し_その1”

  1. 菊一堂の松原工場でアルバイトしていてカナダのトロントのCNタワーでキッチンアテンダントしていました。

  2. 菊一堂を検索してこちらを知りました。
    はじめましての者が5年前の記事に申し訳ないです。

    どうして倒産したんでしょうか? バブルで本業以外のことに手を出した?
    何かご存じありませんか?
    会社自体も解散してしまったようだから、再建も出来なかったのでしょうか。
    あのようなお店、今はもうないですよね。

    1. コメントありがとうございます。倒産は単純に経営が放漫だったからです。
      創業者が規模の拡張を急ぐ中、売上は上がっているのに収益が出ない構造が出来上がってしまいました。
      最後は当時の上場企業だったタカラブネに経営権を渡して再建を試みましたがうまくいかず
      そのタカラブネも倒産してしまいましたので完全に消滅したという事です。
      今思い出してもボンビバーなどオリジナリティーのある良い商品があったので惜しいですが…。

      1. 早速の返信、本当にありがとうございます。

        今でも菊一堂のことをブログに書かれたり、インターネットで質問されている
        方は多数いるようです。ボンビバーについてはよく読みましたね。
        レシピ? どなたか持っておられないんですかね。著作権? 何かの法律に触れて
        知っていても復活出来ない理由があるんですかね。

        阪神デパートにケーキのショップがあったように思いますが。
        間違っていたらすみません。小さなホールで売っていた? 買いたいなあと思っても
        私には身分不相応で買えず、マダムの方が買うんだろうなと思っていました。
        その阪神デパートもあんなことになってしまって・・・
        経営陣、何をしていたんですかね。

        飲食店はロードサイドで駐車場もあってと考えられていたと思いますが、
        出ていくお金もものすごく大きいですわね。
        店舗や業種を増やし過ぎたんでしょうか。 タカラブネも倒産後、不二家になった?
        その不二家も問題を起こしたことありましたね。

        好きだった老舗和菓子店が今年に破産したりと(ここも茶寮もしていましたが)
        心が痛むことが多いですが、菊一堂の関係者の方が洋菓子部門だけでも
        復活出来ないですかね。景気が相当に良くならないと無理でしょうか。

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