「ふきのとう」が待ち遠しい季節に思い出すこと

兵庫県豊岡市の私の実家界隈では、だいたい2月の終わり頃から3月のはじめにかけて「ふきのとう」が出ます。
冬の終わりと待ち遠しかった春の到来を真っ先に知らせてくれるのがふきのとうで、
雪解け水をたっぷり含んだ土の中からまあるい頭をちょこんとのぞかせる姿は大変かわいらしいものです。
ふきのとうが終わると続けて土筆やワラビ、タラの芽などに移ってゆき、最後にタケノコが出て我が故郷の春の山菜シーズンは終わりを迎えます。

春の山菜はどれも味わい深くて大好きなんですが、ふきのとうのあの独特の強い苦みはなぜだかクセになる懐かしい故郷の味です。都会で暮らしていますとほとんど食べる機会がないですし、たまにどこかで食べる機会があっても天ぷらで出てくることが多いですね。
田舎では天ぷらにすることは少なくて、ほとんどが煮て食べます。他になにも入れずに、ただふきのとうだけを細かく刻んで醤油と味醂で煮る田舎料理です。
母が生きていた頃は毎年おねだりして作ってもらっていました。
どうやって作るかというと、まず春の山菜に共通の下処理ですが、一度ゆでこぼしてあく抜きをします。
実はこのあく抜きをどの程度やるかで仕上がった時に残る苦みが変わってきますので、ここが一番のポイントです。
私は結構苦いのが好きなので本当にさっとゆでこぼして軽く水にさらしておしまいです。
それを出汁を使わずに水と醤油と味醂でシンプルに味付けして煮汁がほぼ無くなるまでコトコト煮込めば完成です。

すぐに食べてもいいですが、出来れば冷めるまで待って食べた方が美味しいですね。
これを肴に早春に出回る新酒をグビッとやれば、もうこれ以上の幸せはありません。いやほんとに。

↓これ、山形の酒で山菜などの料理に相性が良いです。
実は同じ蔵本でもっと安いのを探したのですが、「月山」という同じ名前の別の蔵本のものしか見つかりませんでした。
そっちは飲んだことがないので飲んだことがある方のリンクを貼っときます。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。


◎骨付き鶏もも肉のソテー
◎クリームシチュー
◎大根サラダ

 

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