私の実家がある兵庫県の但馬地方はかつて養鶏が盛んな地域でした。勿論今でも養鶏農家は結構残っています。
そんな環境ですから、それぞれの家で鶏を飼育するのは結構普通の事でした。
私の家でもちょこちょこヒヨコをもらってきて飼っていました。
田舎で鶏を飼う目的はだいたい卵を採るためで数羽のメスを飼っていれば結構賄えたものです。
ところでスーパーなどで卵を買うときに、SとかMとかサイズがありますがそうしたサイズの差はどうして出来るかご存じでしょうか。
同じ鶏が日によって大きな卵や小さな卵を産むと思っている方が多いのではないでしょうか。
もちろん若干そういう事もあるでしょうが、普通は卵を産む鶏の年齢によって決まるんです。
若い鶏が最初に生み始める卵はすごく小さな卵から生み始めます。
普通にスーパーで見かけるサイズよりもかなり小さなもので、これは一般流通には乗ってこないサイズです。
それが段々と大きな卵を産むようになり、そのうちLやLLサイズを産むようになり、最後は年を取って産まなくなります。
なので別の言い方をすると、若くて元気な鶏の卵を手に入れたければ小さいサイズを選んだ方が良い事になります。
とは言っても卵の場合、サイズによって味が変わる分けではありませんので気にする事はないですが。
ちなみに最近は見かけなくなりましたが、双子の卵ってありますよね。割ると黄身が二つ入っているやつ。
あれはかなり大きなサイズになりますので、歳を取った鶏が産むのかなと長年思っていたのですが、割と最近そうでは無いことを知りました。
田舎で養鶏をやっている親戚に聞いた話なので間違いありません。
双子の卵は若くて元気な鶏が時々勢い余って産む卵なんだそうです。
なんの勢いが余るのかようわかりませんが、とにかくそういうことらしいです。
あっ、それから卵は冷蔵庫で保存しなくても問題ないですよ。
外にほったらかしでも1ヶ月は大丈夫です。なので安いときにはまとめ買いしておきましょう。
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