料理での重曹の使い方

今日は家庭料理ではあまり使われない重曹の便利な使い方をご紹介します。
比較的よく知られているのは山菜などのあく抜きに使う用途だと思います。
やってみた事ある方も多いかと思いますが、失敗してしまったことありませんか?
私もワラビのあく抜きでつい重曹を入れすぎて柔らかくなりすぎた事があります。
つまり重曹には食材を柔らかくする作用があります。それも結構強烈に作用します。
ですので投入する量に注意が必要ですがタケノコの根元の部分やゴボウなど手っ取り早く柔らかくしたい場合には大変重宝します。
実際の量はそれぞれのご家庭で使う鍋のサイズや柔らかくしたい食材にもよりますので、一律に小さじ何杯とか水何ccに対して何gとか覚えてしまうと危険です。

片手鍋に水を張って何かを茹でる場合ですと、せいぜい耳かき一杯程度入れて様子を見て下さい。
量が多ければあっという間に食材が柔らかくなってしまいますので調整が難しくなります。
なるべく少なめに重曹を投入して様子を見ながら下処理をする方が失敗なく仕上がります。
実際に私がやって失敗した例なんですが、ゴボウをお年寄りむけに柔らかく下ゆでして使おうと思い重曹でボイルしました。
他に作業しながらやったものですから、ゴボウの鍋が5分程ほったらかしになってしまいました。
あっと思ってゴボウを鍋から一つ出してつまんでみましたら、何と指でそのまま潰れるほどに柔らかくなってしまい使い物にならなくなったことがあります。
これは重曹の量が多かったにもかかわらず長時間ゆでてしまったからですが、重曹の量を少なめにしてやれば多少ほったらかしでも大丈夫ですし、重曹の効果も少量で充分得られます。
身近で手に入りやすく価格も安い重曹ですから使い方を覚えれば料理の幅も広がります。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎中華風焼きそば
◎おから
◎小芋と肉団子の煮物


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