プラモデルが苦手だった話

私が少年時代を過ごした昭和40年代はまだまだ娯楽と呼べるものの少ない時代でした。
子供向けのおもちゃなども女の子はお人形さん男の子はプラモデルというのが定番であり王道でした。
当時の玩具屋さんには様々なプラモデルが所狭しと並べられていたのですが、私はこのプラモデルが大の苦手でした。
なにせ最初から最後まで自分一人で完成させた事が、ただの一度もありません。
まあ、その前に興味もあまり無かったのですが、周りの連中が自慢するので自分もひとつくらいは作ってみるかと親におねだりして買ってもらうのですが、
結局途中で投げ出すかとりあえず全部のパーツを適当に貼り付けて終わらすかのどちらかでした。
そんな風ですから再び親におねだりしても買ってくれなくなり、自分でも欲しいと思わなくなり、結果的に「苦手」のまま大人になってしまいました。
ところで現代の子供達はどうなんでしょうね。昔の様なプラモデル遊びが最近の子供達のあいだで流行っているといった話しは聞きません。
唯一近いものがあるとすれば「ミニ四駆」でしょうか。
これは自分で組み立てもしますし、何よりカスタマイズしてより早く走らす事が楽しい遊びですから、
当時のただ組み立てるだけのプラモデルの進化形と言ってもいいのかもしれません。
「ミニ四駆」で遊んだ子供達が大人になり、そして私の様なじじいと呼べる年代になったときに、
果たしてこの世に「ミニ四駆」や「プラモデル」が存在しているのかどうか…。
最近の世の中の激変ぶりを見ていてふと気になったのでこんな記事を書いてみました。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎タラのちり鍋
 
 


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