韓国がネットを遮断したニュースを見て思う事

今日なんとなくネットのニュースを見ていましたら、韓国政府が「アダルトサイトなど政府が不法と規定した有害サイト」へのアクセスを11日から強制的に遮断したという記事が目に付きました。
最初に思ったことは、やっぱりそういう風になってきたかという事です。これは韓国がどうこうといった話しではなく、ネットというものから急速に自由が失われていっているという事です。
例えばお隣の中国ではネット環境全てが国家に監視されているのは周知の事実ですし、ここ日本でも警察組織の中に監視する部署が既にあります。
まあ、今のところ日本のそれは韓国や中国のそれとは性格が異なっていてまだ許容範囲な印象ですが、国が個人の思想などにまで関与する様になればネットに花開いたカルチャーは急速にしぼんでしまうでしょうね。韓国ではアダルトサイトが全面に出ていてごまかされそうですが、ちゃんと政府が不法と規定したと報道されていますので、かの国は社会主義的な独裁国家に向かおうとしているように見えます。
個人的にはTwitterの記事で時折表示が規制されていて読めないようになっているものを目にする機会が増えた気がしていますので、日本もそういった方向に向かっていることは確かです。
思えばインターネットが世の中に急速に普及し始めたのはまだほんの20数年ほど前の話です。
当時私はすでに現在の生業でもありますDTPデザインの仕事に従事していましたので、ネットの普及とは非常に近い所で暮らしていました。
今でもはっきり覚えていますが、当時インターネットに先駆けてパソコン通信といったものがあり、自宅のMacにモデムを繋いで初めてPCの画面に花の写真が表示された時には本当に感激した物です。
それからあれよあれよという間に現在の様な状況になったわけですが、今では国家が個人を監視する道具として使われるようになってしまいました。
例えば日本では、キャッシュレス社会を実現しましょうなどと政府が旗を振っていますが、個人的にはそんな気持ちの悪いことどうして皆文句も言わずに受け入れようとしているのかなと思います。
個人の経済的な事情まで全て電子的情報にして国家に差し出す行為なわけですし、それこそ災害などが起こって停電したら役にたつのは現物のキャッシュだけです。スマホ決済などそんな状況では出来るはずもありません。
ちょっと想像すれば分かる話なんですが、日本人は表だって文句をいう事が苦手なんでしょうね。
まあそれはともかく、冒頭の韓国のニュースですが、今後の推移を興味を持って見ていきたいと思っています。

さてさて、何はともあれ美味しいご飯があればそれで幸せ。すてきな一日に乾杯。

◎手作り餃子
◎ブロッコリーとシメジの胡麻和え
◎ワカメスープ

 


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